宵待…

今宵も唄う甘き声色
アタシもアナタと同じ
淡く儚く月見草

あの輝きに魅せられて
朝には枯れる事実も忘れ
誰の目にも触れず染める頬

見上げる月は微笑みもせず

過ぎる時は初夏の風
夢よ夢よと風鈴が鳴き
届かない想いはシャボン玉

振り返れば同じ温もり
「其の儘で良い」と甘やかし
愛をと嘆きの瞳を向ける

今も煌いて居るのでしょう
犠牲すら恐れず
今も否定して居るのでしょう
与えられる安寧

夢と名付けて目を醒ますにも
現と名付けて目を閉じるにも

アタシには覚悟が足りず

夢と名付けて背を向けるにも
現と名付けて手を伸ばすにも

アタシには未だ覚悟が出来ず

今宵も唄う哀しき声色
アタシはアナタと違うの
淡く儚く月見草

ただ想いを尽くし去り
枯れてゆく儚き強さなど

この体にありはしない


06.07.14(Fri)

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*Easy Lazy Crazy*

安易で物憂げ
それでいて狂気的な素晴らしき日々。

穏やかでのんびりと
ただ夢中でいられる素晴らしき日々。